井上尚弥のバンテージ巻く中継にSNS反響　フルトン陣営の徹底監視に「試合よりも固唾を飲んで見守った」

＜フルトン・井上会見＞質問に答える井上（撮影・島崎忠彦）
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　WBC＆WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは25日、東京・有明アリーナで行われる。前4団体統一世界バンタム級王者の井上尚弥（30＝大橋）とWBC＆WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン（29＝米国）の世紀の一戦を前に、独占無料ライブ配信を行っているNTTドコモの映像配信サービス「Lemino（レミノ）」で、井上尚弥のバンテージを巻くシーンの一部が中継された。

　フルトン陣営の立ち会いのもと、バンテージを巻くシーンが映され、フルトン陣営はスマホで動画撮影しながらチェックする映像が流された。

　このピリピリした中継に「フルトン陣営、証拠の動画撮ってる」「徹底監視やな」「バンテージを巻くシーンの放送でドキドキしてきた」「試合よりも固唾を飲んで見守った」など注目の高さをうかがわせるコメントが挙がった。

　バンテージの巻き方については、22日、横浜市内のホテルで開かれた記者会見で、フルトンのワヒード・ラヒム・トレーナーが「WBC、WBOに聞きたい」と自らマイクを取り「自分たちはこの試合をクリーンに行いたい。この試合そのものが選手のレベル、質を下げることがないようことを祈る」と発言。過去の井上の試合でのバンテージの巻き方に疑義を唱えていた。