世界初挑戦の清水聡　「状態はめちゃくちゃいい」　フェースオフ取りやめにも余裕

計量をパスした清水（撮影・島崎忠彦）
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　37歳の清水聡（大橋）が日本男子最年長となる世界王座初戴冠を狙う。

　WBO世界フェザー級タイトルマッチの前日計量は29歳の王者ロベイシ・ラミレス（キューバ）とともに57・0キロでパス。「コンディションはめちゃくちゃいい。ラミレス選手はガチガチに絞れている感じじゃないとは思った。勝てるように備えたい」と意気込みを語った。

　五輪2大会連続金メダリストのラミレス側の意向で、フェースオフは取りやめ。五輪銅メダリストの清水との対決は独特の緊張感に包まれている。

　清水は「別にラミレス選手に感情はない。いい試合ができればと思っていたので、見つめ合うと何か疲れるじゃないですか」と年上らしい余裕も見せた。