ジェシー・ロドリゲスがWBOフライ級王座獲得　00年代生まれで初の2階級制覇

プロボクシングWBO世界フライ級王座決定戦12回戦 （ 2023年4月8日    米テキサス州サンアントニオ ）

2階級制覇を達成したジェシー・ロドリゲス
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　元WBC世界スーパーフライ級王者でWBOフライ級1位のジェシー・ロドリゲス（23＝帝拳、米国）が同級2位クリスチャン・ゴンサレス（23＝メキシコ）に3―0で判定勝ちし、2階級制覇に成功した。中谷潤人（25＝M・T）が昨年10月に返上したWBO世界フライ級王座を獲得したロドリゲスはプロ18戦全勝（11KO）、ゴンサレスは15勝（5KO）2敗。

　序盤からロドリゲスが前進してプレッシャーをかけ、コンビネーションなどを次々とヒット。サイズで上回るゴンサレスはリーチを生かしたアウトボクシングを試みたものの展開は変えられず、ジャッジ3人の採点は116―112、117―111、118―110でいずれもロドリゲスを支持した。帝拳ジムの本田明彦会長によると、ロドリゲスは6回に顎を骨折し、そのまま戦っていたという。ロドリゲスは2000年代生まれの選手として初の2階級制覇となった。