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吉野修一郎は世界挑戦権逃す 敵地でスティーブンソンに6回TKO負け

[ 2023年4月9日 13:13 ]

WBC世界ライト級挑戦者決定戦12回戦 ( 2023年4月8日    米ニューヨーク州ニューアーク )

シャクール・スティーブンソンと吉野修一郎
Photo By スポニチ

 WBC世界ライト級4位の吉野修一郎(31=三迫)は敵地で同級3位の元世界2階級制覇王者シャクール・スティーブンソン(25=米国)に6回1分35秒TKO負けし、プロ初黒星を喫して世界挑戦権を獲得できなかった。戦績はスティーブンソンが20戦全勝(10KO)、吉野が16勝(12KO)1敗。

 低い姿勢で前進し、距離を詰めてパンチを当てようとした吉野だったが、スティーブンソンのスピードとディフェンス技術に突破口を見いだせなかった。2回途中から速い連打を浴びるようになり、左のショートカウンターを浴びて最初のダウン。4回には左フックから右の返しで2度目のダウンを喫し、6回途中に左アッパーが入った時点でレフェリーに試合を止められた。吉野は効いてないとアピールしたが、聞き入れられなかった。

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2023年4月9日のニュース