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エストラーダが井岡VSフランコに注目「どちらが勝っても戦う」「統一戦がしたいのは井岡」

[ 2022年12月29日 06:52 ]

井岡一翔
Photo By スポニチ

 プロボクシング世界2階級制覇のWBC世界スーパーフライ級王者フアンフランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)が、WBC同級王者・井岡一翔(33=志成)との“3団体王座統一戦”に改めて意欲を示した。米専門メディアのボクシングシーンドットコムが28日、報じた。大みそかに東京・大田区総合体育館で行われる井岡とWBA同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)の2団体王座統一戦に注目しており、「井岡は4階級制覇の偉大なファイター。ジョシュア・フランコは上り調子の凄いファイター。正直言って、どちらでも戦うつもりなので、どちらが勝ってもいい」と話した上で「フライ級にいる時から、ずっと井岡と戦いたかった。望んでいた戦いだからこそ、彼と統一戦がしたい」と明かした。

 井岡がWBA世界フライ級正規王座を獲得した15年4月の時点で、エストラーダはWBAスーパー&WBO統一同級王者だった。WBAは16年7月に井岡とエストラーダに団体内王座統一戦を行うよう指令を出したが、エストラーダはスーパーフライ級へ転向するため同年9月に2つのフライ級王座を返上していた。

 エストラーダは今月3日、元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(35=ニカラグア、帝拳)と3度目の対戦となったWBC世界スーパーフライ級王座決定戦に判定勝ち。WBCはエストラーダに次戦で選択試合を認めており、共同プロモートの英マッチルーム社とメキシコのザンファー・プロモーションズは2本のベルトを獲得できる3団体統一戦を重視しているという。マッチルーム社のエディー・ハーン・プロモーターは「エストラーダとゴンサレスの4度目の対決を期待する声が出ているが、階級を統一することが重要になるだろう。エストラーダにとっても重要な話なので、フランコ―井岡戦に注目している」と話した。

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2022年12月29日のニュース