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田中亮明は「ミスター・アップセット」を自称 岡沢セオンは「1200万円獲る」

[ 2021年8月11日 14:12 ]

東京五輪で銅メダルを獲得した田中亮明
Photo By 共同

 日本ボクシング連盟は11日、「東京五輪ボクシング報告会」をオンラインで開催した。ボクシング日本代表は男子4、女子2の計6人が出場。女子フェザー級で入江聖奈(20=日体大)が金メダル、女子フライ級の並木月海(22=自衛隊)と男子フライ級の田中亮明(27=岐阜・中京高教)が銅メダルを獲得するなど全員が1回戦を突破した。

 1回戦から3連続でリオデジャネイロ五輪のメダリストを撃破して田中は「ミスター・アップセット(番狂わせ)こと田中亮明です」と自己紹介。「みなさまの応援のお陰でメダルを獲得することができました。本当に応援ありがとうございました」と感謝した。

 男子ウエルター級の岡沢セオン(25=INSPA)は「アップセットし損ねた男、岡沢セオンです」と自虐的。「特別な思いで臨み、自信もあったし、獲れなかった悔しさは大きい」と振り返り、「僕にしか見せられないドラマがパリにはある。必ずパリでは金メダルを獲る」と雪辱を誓った。また、今秋の世界選手権の優勝賞金が1200万円であるとし、「アマチュアボクシングも夢があるなと示せるように1200万円獲ってきます」と野望を口にした。

 男子ミドル級の森脇唯人(25=自衛隊)は「楽しかったのと悔しさと、いっぱいあるけど、このチームでやれて楽しかったというのが一番大きい」と心境を語り、「世界選手権もアジア大会もあるので次に向けて頑張ります」と宣言。「ロスも頑張ります」と付け加え、3年後のパリ五輪はもちろん、7年後ロサンゼルス五輪も目指すことを明かした。

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2021年8月11日のニュース