×

拳四朗、V5戦「相手知らないで来た」も…4連続KO防衛に意欲

[ 2018年11月7日 15:39 ]

V5戦に臨む拳四朗(撮影・中出 健太郎)
Photo By スポニチ

 ボクシングの帝拳ジムは7日、東京・九段のホテルグランドパレスで会見を開き、12月30日に大田区総合体育館でトリプル世界戦を開催すると発表した。WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27=伴流)が同級1位イフゲニー・シュプラコフ(28=ロシア)と初防衛戦を行うほか、WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(26=BMB)が同級8位サウル・フアレス(27=メキシコ)相手の5度目の防衛戦、WBC世界バンタム級暫定王座決定戦で同級4位・井上拓真(22=大橋)が同級2位ペッチ・CPフレッシュマート(24=タイ)と対戦する。

 現役日本人世界王者最多の4度の防衛に成功している拳四朗は5月にガニガン・ロペス(メキシコ)、10月にミラン・メリンド(フィリピン)をいずれもKOで破っており、現在3連続KO防衛中。相手のフアレスの印象を聞かれると「相手も知らないで(会見に)来た」とあっけらかんと話して笑わせ、「ニックネームがベイビーと書いてあるけど、そのへんベイビー度では僕の方が勝ってる」とベビーフェースでニッコリ笑った。

 ライトフライ級は王座の入れ替わりが激しくなっているが、拳四朗は「新しいチャンピオンがどんどん出てきているので、強い選手が上がってきていると思う。その中でも一番をアピールしたい。KOを続けて、統一戦があれば受けてベルトを増やしたい」と意欲的。「前回同様、打って、もらわずのボクシングで、後半にかけて苦しめていって倒せれば」と4連続KO防衛への意気込みを示した。

続きを表示

2018年11月7日のニュース