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亀海喜寛が引退表明 消えたパワーパンチ 腕の不調を明かす「今の状態では無理」

[ 2018年11月7日 13:13 ]

元OPBF東洋太平洋ウエルター級王者・亀海喜寛
Photo By スポニチ

 プロボクシングの元OPBF東洋太平洋ウエルター級王者・亀海喜寛(35=帝拳)が自身のSNSを通じて引退を表明した。

 亀海は6日に更新したブログで「まだ俺のパフォーマンスはスパーでは向上していましたが、試合のリングでは最後の2戦は何故かわかりませんが序盤で上腕二頭筋に力が入らなくなり、以前のようにパワーパンチを最後まで打ち続ける事が出来なかったです」と説明。「最高のコンディションを作れるならトップファイター達と素晴らしい試合を出来た自信はありますが今の状態では無理だし引退します」とつづった。インスタグラムにも同様の内容の英文を投稿した。

 札幌商高(現北海学園札幌高)から帝京大を経て05年にプロデビューし、10年に日本スーパーライト級王者、13年にはOPBF東洋太平洋ウエルター級王座を獲得。昨年8月にWBO世界スーパーウェルター級王座決定戦に臨んだが、無念の判定負け。今年8月の再起戦でも判定で敗れていた。戦績は34戦27勝(24KO)5敗2分け。

 亀海は「本当に色々ありましたが…まずは健康に引退出来て良かったです」と振り返り、「ファンの皆さん、スポンサーの皆様、サポートしてくれた方々、友人の皆さん、家族、本当に沢山の声援&応援、今まで本当に有り難う御座いました!」と結んだ。

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2018年11月7日のニュース