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比嘉、TKOで初防衛成功!デビュー14連続KOで日本記録王手

[ 2017年10月22日 19:38 ]

WBC世界フライ級タイトルマッチ   ○王者・比嘉大吾≪12回戦≫同級5位トマ・マソン● ( 2017年10月22日    両国国技館 )

<WBC世界フライ級タイトルマッチ>1回、トマ・マソンを攻めたてる比嘉(左)
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 ボクシングのWBC世界フライ級タイトルマッチは22日、東京・両国国技館で行われ、王者の比嘉大吾(22=白井・具志堅)が同級5位のトマ・マソン(27=フランス)に7回TKO勝ち。デビュー以来の14連続KOで初防衛を飾った。

 3回までは挑戦者の堅いガードに苦戦した比嘉だが、4回にコーナーへと追い詰めて左アッパーを連打。試合の流れを変えると、7回に左ストレートがマソンの顔面にクリーンヒット。ダウンをキッしたマソンは右目の上から出血して試合続行不可能となり、レフェリーが試合を止めた。

 比嘉は5月20日にフアン・エルナンデス(メキシコ)に6回TKO勝ちし、デビューから13連続KO勝ちで世界王座を奪取。KOで初防衛に成功し、同じ沖縄出身の浜田剛史らが持つ日本記録の15連続KO勝利に王手をかけた。

 ▽トマ・マソンの話 第1段階としてまずは耐えられた。そろそろチャンピオンは疲れてきただろうから、第2段階として攻めに出ようと思った矢先に右目が見えなくなった。残念。遠い国の華やかなリングでの試合はいい経験になった。

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