×

【村田と一問一答】金メダルは「夢見心地」ベルトは「現実としての重さ」

[ 2017年10月22日 22:10 ]

WBA世界ミドル級タイトルマッチ   ●王者アッサン・エンダム≪12回戦≫同級1位・村田諒太○ ( 2017年10月22日    両国国技館 )

ベルトを腰に巻き、声援に応える村田
Photo By スポニチ

【村田と一問一答】

 WBA世界ミドル級王者となった村田諒太は、誇らしげな表情でエンダムとの再戦を振り返った。

 ――ベルトを取った実感は

 「(エンダムとの)前の試合の時に勝った夢を見た。きょう勝った瞬間に夢じゃないよなと思った」

 ――7回終了で終わった

 「このままいったら諦めるかもしれないと思っていた。このままチャージを続けようと思った。少し予想がありながらも、少しビックリ。素直に嬉しい」

 ――序盤から積極的にいった

 「流れの中でいった。飛ばしすぎたかな。余裕はあったし、疲れていてもコントロールできる疲れだった」

 ――ベルトの感触は

 「思ったよりも重い。自分にのしかかる重さだと思う」

 ――勝利の瞬間、表情が崩れた

 「ずっと追い続けてきたものが叶った時の嬉しさは・・・。説明できます?」

 ――五輪の金メダルとベルトの違いは

 「五輪の金メダルの方が新鮮味があって、訳の分からなさがあった。今は訳が分かる。金メダルを取ってからの人生が大変で責任が伴う。このベルトも責任が伴うと思う。夢見心地は金メダル、現実としての重さは今の方がある」

 ――どうすれば責任を果たせる

 「勝ち続けていくこと。一歩一歩上がっていくしかない。謙虚に堅実に一歩一歩進んでいくしかない」

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月22日のニュース