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メイウェザー10回TKOは「計画通り」 敗者称える余裕も「予想以上にタフだった」

[ 2017年8月27日 14:55 ]

スーパーウエルター級12回戦 ( 2017年8月26日    米ネバダ州ラスベガス )

マクレガー戦に勝利したメイウェザー (AP)
Photo By AP

 プロボクシングの元5階級制覇王者と総合格闘技UFCの現役王者が拳を交えた異色のボクシングマッチ。ファンの注目を集めたこの一戦は、大方の予想通り、ボクサーとして実績十分のメイウェザーが、プロデビュー戦のマクレガーを10回TKOで下した。マクレガーは序盤こそメイウェザーにプレッシャーを与えて健闘を見せたが、中盤からはキャリアの差。徐々にメイウェザーがペースを握り、10回に左右の連打で試合をフィニッシュした。

 この勝利でロッキー・マルシアノの49戦全勝を抜き、50戦全勝としたメイウェザー。試合後には「マクレガーは予想以上にタフだった」と敗者を称え、「序盤にパンチを出させたのは計画通りだった。格闘技は25分の競技。25分を過ぎたら、マクレガーはスローダウンしていったよ」と自身のファイトプランを明かした。

 約2年のブランクを感じさせない戦いぶり。1試合だけの復帰と公言していたが、まだまだリングでその強さをアピールしてもらいたい。しかし、メイウェザーは「今夜が自分のラストファイト」と再びグローブを壁に吊るす覚悟。「マクレガーを最後のダンスパートナーに選んだんだよ」と満足げな表情で語った。

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2017年8月27日のニュース