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ともにKO宣言!王者・土屋「実力の違い見せる」 西谷「絶対に獲る」

[ 2017年3月3日 14:39 ]

初防衛戦の日本ライト級王者・土屋修平(右)と挑戦者の西谷和宏
Photo By スポニチ

 ボクシングの日本ライト級タイトルマッチ10回戦(4日、東京・後楽園ホール)の前日計量が3日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、王者・土屋修平(30=角海老宝石)はリミット(61・2キロ)よりも200グラム軽い61・0キロ、挑戦者の同級1位・西谷和宏(29=VADY)は400グラムアンダーの60・8キロで、ともに一発パスした。

 土屋は昨年12月の王座決定戦を制し、プロ26戦目(22勝18KO4敗)にして悲願のベルト獲得。プレッシャーのかかる初防衛戦にも「いつも挑戦と思っているので、そこは大丈夫」と話し、「実力の違いを見せる。そこにこだわりたい。パンチも、ディフェンスも。相手が何をやってくるか分からないけど、自分が王者なんで実力を見せるだけ」と言い切った。高いKO率については「得意なパンチはなくて、アッパーでもフックでも倒せるのが持ち味と思っている。何でも当たれば倒れる。パンチ力じゃなくてタイミングに自信がある。コツがあるので、そこで倒したい」とKO宣言した。

 一方、21戦16勝(8KO)4敗1分けの西谷は2度目の日本王座挑戦。15年12月に当時の日本ライト級王者・徳永幸大(ウォズ)に判定負けしたが「当てる難しさがあって、紙一重の差で負けた。そこから凄く早いタイミングで(チャンス)が来た。ここで獲らないと、いつ獲るんやと。絶対に獲ると思っている」と決意表明。土屋について「スピードもパワーもあって面白い試合もするし、王者だけあって強い」と評価しながらも、「ベルトとか関係なく土屋選手に勝つことだけをイメージしてきた」と話した。左のリード中心に組み立てるタイプだが、「得意なのは左フック。土屋選手は右フックが得意なので、右に対して左のカウンターが当たれば倒れると思う」と、こちらもKOを宣言した。

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2017年3月3日のニュース