井岡が本格的始動「注目される試合を」、危機感も漂わせる

調整するＷＢＡフライ級王者の井岡一翔。右は父の一法会長
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　昨年大みそかに世界ボクシング協会（ＷＢＡ）フライ級王座の４度目の防衛を果たした井岡一翔（井岡）が３日、大阪市内で本格的に始動し「いろんな人に注目してもらえる試合をしたい。誰とでもやるという気持ち」と抱負を語った。

　２０１１年に２１歳で世界王座を獲得し、３月２４日には２８歳の誕生日を迎える。残りの現役生活を見据え「今のままやっていても一緒。井岡一翔は違うなというのを見せていかないといけない」と危機感すら漂わせた。

　前戦で痛めた左拳の状態は気掛かりだが、父の一法会長は「春に５度目の防衛戦。秋か大みそかには、他団体との統一戦をやりたい」と今後のプランを明かした。