マクレガーＶＳメイウェザー　ＵＦＣ元王者オルティズ氏はどう見る？

現役時代のティト・オルティズ氏（ＡＰ）
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　もしも、総合格闘技ＵＦＣのライト級王者コナー・マクレガー（２８）がプロボクシングの元５階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏（３９）と対戦したら。熱心なファンは想像力を働かせてさまざまな展開を予想するだろう。

　ＵＦＣの元ライトヘビー級王者ティト・オルティズ氏（４２）はこの一戦をどう予想するのだろうか。米国のゴシップサイト「ＴＭＺ」はイベントに出席していたオルティズ氏に突撃取材を敢行。１月３１日に同サイトでその様子の動画が公開された。

　インタビューはイベント会場の中に入るオルティズ氏をつかまえ、一言だけコメントをもらうという形式。質問は「マクレガーがメイウェザーと、もしくはマクレガーがパッキャオと戦ったらどうなる」というもので、元王者の答えはこうだった。「メイウェザーだろうがパッキャオだろうがマクレガーに勝つチャンスはない」。

　もちろんこれはボクシングルールを前提にした答えで、格闘技のルールであれば、逆にマクレガーが有利となるだろう。ルールはまだ分からないが、対決に向けては動いているようだ。メイウェザー氏は「リングに復帰するならマクレガー戦しかない」とコメント。一方、マクレガーも「この対戦は今年の年末か来年の初めには実現する」とメディアに明かしている。

　昨年１１月にマクレガーは米国カリフォルニア州で有効のボクサーライセンスを取得。メイウェザー氏も「リング」という言葉を使うあたり、どうやら実現ならボクシングルールということになりそうだ。オルティズ氏は「ノーチャンス」と言うが、結果はともかくとして、ファンなら見てみたいカードではあるだろう。