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去就決まらぬラウジー UFC代表の考えは「選手としてもう終わった」

[ 2017年2月1日 15:56 ]

ロンダ・ラウジー(AP)
Photo By AP

 総合格闘技UFCのスター選手として活躍してきたロンダ・ラウジーは今後もキャリアを続けていくか定かではない。しかし、同団体のダナ・ホワイト代表(47)は29歳の彼女が再びオクタゴンに戻ることはないと考えている。

 絶対女王と呼ばれたラウジーは2015年に初黒星。昨年末、約1年の休養期間を置いて迎えたアマンダ・ヌネスとの復帰戦では試合開始から強烈なパンチを浴び続け、わずか48秒で再び敗者となった。2連敗で引退もささやかれているが、ここまで本人はその去就を明らかにしていない。

 ただ、興行を主催するホワイト代表は今後、元女王のために試合を組むつもりはないようだ。1月31日にポッドキャスト配信された番組の中で同代表は次のように語っている。

 「今後については本人が決めること。だから、私がいまこの場でどうこう言うつもりはないが、同時に彼女が再び戦うとも言うつもりはない。選手としてはおそらくもう終わったのだと思うね。彼女は夕日の中に消えていき、戦い以外の人生を始めようとしているのではないかな」。

 何を根拠にそう考えるのだろうか。UFCのトップは米国のヤフースポーツに次の内容のメールを送っている。「ラウジーが引退するかどうかは分からない。ただ、彼女と話をしてみて何となく思ったんだ。終ったのかもしれないとね」。

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2017年2月1日のニュース