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パッキャオ ホーン戦が正式決定へ あとは契約書へのサインだけ

[ 2017年1月29日 16:24 ]

マニー・パッキャオ(AP)
Photo By スポニチ

 WBO世界ウエルター級王者のマニー・パッキャオ(38=フィリピン)は4月23日に同級2位のジェフ・ホーン(28=豪州)と防衛戦を予定。この一戦はまだ正式な契約に至っていなかったが、米国のボクシングサイト「ファイトニューズ・ドットコム」が28日に伝えたところによると、あとはパッキャオが契約書にサインするだけの状態だという。

 よほどのことがない限り、パッキャオは敵地の豪州でホーンと拳を交えることになるだろう。ホーンの共同プロモーターであるディーン・ロナーガン氏もパッキャオ陣営と契約合意に至っていると明かしている。開催地は同国クイーンズランド州にあるサンコープ・スタジアム。ラグビーなどの会場として使用される野外競技場で、収容能力は5万人を超える。同氏は「パッキャオという偉大なボクサーを生で見られる千載一遇のチャンス」と話し、試合当日は同競技場が満員の観衆で埋まると見込んでいる。

 ホーンの戦績は17戦16勝(11KO)無敗1分。2012年のロンドン五輪に豪州代表として出場したアマチュアエリートだ。オーソドックスの強打者で、昨年4月には元2階級制覇王者のランドール・ベイリーを7回終了TKOに下している。出身は開催地のクイーンズランド州。故郷でパッキャオ戦を迎えることについて本人は「夢以上の出来事。地元の応援が力になるに違いない」とコメントしている。

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2017年1月29日のニュース