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ガルシア 強烈KOで3階級制覇達成!リナレスとの統一戦に期待

[ 2017年1月29日 16:16 ]

ガルシア(左)のパンチがズラティカニンの顔面をとらえる(AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBC世界ライト級タイトルマッチ12回戦は28日(日本時間29日)に米国のネバダ州で行われ、挑戦者で同級2位のミゲル・アンヘル・ガルシア(29=米国)が王者のデヤン・ズラティカニン(32=モンテネグロ)を3回KOに下し、新王者に就いた。ガルシアはこれでフェザー級、スーパーフェザー級に続いて3階級制覇を達成した。

 ガルシアは試合開始からジャブでズラティカニンをコントロール。フィニッシュの3回は右アッパーから左フックのコンビネーションでダメージを与えると、最後は強烈な右フックをヒットさせ、ズラティカニンをキャンバスに送り込んだ。

 デビューから負け知らずのガルシアはこれで36戦全勝30KO。試合後は「自分のパフォーマンスに満足している」と納得の表情で、「こんなに早い回で倒せるとは思わなかった。最後の右フックはいいパンチだった」と会心のKO勝利を振り返った。一方、初防衛に失敗したズラティカニンはキャリア初黒星となり、戦績は23戦22勝(15KO)1敗。

 ライト級ではWBA、WBCダイヤモンド王者のホルヘ・リナレス(31=ベネズエラ)が3月25日(日本時間26日)にアンソニー・クローラ(30=英国)とのタイトルマッチを予定。WBCはこの一戦の勝者が正規王者に就いたガルシアと対戦するように義務付けている。

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2017年1月29日のニュース