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サンタクルス 判定で王座返り咲き!フランプトンとの再戦で作戦勝ち

[ 2017年1月29日 16:21 ]

サンタクルス(左)のボディーショットがフランプトンにヒット(AP)
Photo By スポニチ

 プロボクシングのWBAスーパー世界フェザー級タイトルマッチ12回戦は28日(日本時間29日)に米国のネバダ州で行われ、挑戦者で同級2位のレオ・サンタクルス(28=メキシコ)が王者のカール・フランプトン(29=英国)を判定で下し、王座に返り咲いた。

 両者は昨年7月に一度対戦。その一戦では王者サンタクルスが挑戦者のフランプトンに判定で敗れ、王座から陥落した。そして、約半年後に迎えたダイレクトでの再戦。ジャッジ泣かせの微妙なラウンドは最後まで続き、試合終了のゴングを聞いた。スコアカードはジャッジ2人が115―113でサンタクルスを支持、1人は114―114。勝者は違えど、初戦同様にマジョリティー判定という結果だった。

 失ったものを奪い返したサンタクルスはこれで35戦33勝(18KO)1敗1分。作戦勝ちというべきか。試合後には「いつもよりも意識してパンチを出さなかった」とコメント。「賢く戦うことが必要だった。自分のやるべきことを試合で実行できた」と続けた。

 一方、フランプトンは初防衛に失敗するとともに、キャリア初黒星を喫した。戦績は24戦23勝(14KO)1敗。「本来はインファイターの自分がアウトボクシングをしたのが間違い。残念だ。またサンタクルスと戦うことになるだろうね」と肩を落としていた。

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2017年1月29日のニュース