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亀田和毅 3・10国内復帰戦!3年3カ月ぶり、タイ人とノンタイトル戦

[ 2017年1月20日 14:49 ]

3月10日に試合が決まった亀田和毅(中)と兄・興毅トレーナー(左)、協栄ジムの金平桂一郎会長
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 ボクシングの協栄ジムは20日、元WBO世界バンタム級王者で現WBA世界スーパーバンタム級5位の亀田和毅(25=協栄)が3月10日、後楽園ホールでIBF世界同級8位のマイク・タワッチャイ(31=タイ)と55・8キロ契約ノンタイトル10回戦を行うと発表した。

 亀田和が日本国内で試合をするのは、WBOバンタム級王者時代に大阪でイマヌエル・ナイジャラ(ナミビア)に3―0で判定勝ちした13年12月以来、3年3カ月ぶり。当時所属していた亀田ジムへの処分で14年から日本国内で試合ができない状態だったが、昨年10月に協栄ジム所属となり、日本ボクシングコミッション(JBC)のボクサーライセンスを取得していた。

 タワッチャイは52戦42勝(25KO)9敗1分けの右ボクサーファイター。過去に日本で9試合を戦っており、12年8月に亀田大毅に10回判定負けしたほか、15年に和気慎吾(古口)、昨年には小国以載(角海老宝石)にも敗れている。東京都新宿区の協栄ジムで会見した亀田和は「タフなファイターで、結構やりにくい相手。いい相手だと思う」とコメント。後楽園ホールは初登場となるが、「雰囲気も分からないけど、日本で試合ができるというのがうれしい」と話した。

 また、兄で元世界3階級制覇王者の亀田興毅チーフトレーナーはJBCへ申請していたトレーナーライセンスが無事に交付されたことを報告。「うれしいすね。トレーナーという形だけど、ボクシング界にようやく自分も入れた。今年は和毅を2階級制覇させたい」と意気込んだ。

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2017年1月20日のニュース