パッキャオ　次戦の準備は大丈夫？「相手については顔すら知らない」

マニー・パッキャオ（ＡＰ）
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　プロボクシングのＷＢＯ世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ（３８＝フィリピン）の次戦は４月２３日に行われることが内定している。対戦相手は同級２位のジェフ・ホーン（２８＝豪州）で、敵地の豪州で開催予定。ただ、パッキャオ本人は南半球での試合を歓迎するも、肝心の対戦相手についてはよく知らないという。米国のボクシングサイト「ボクシング・ニューズ２４」は１９日に次のようなコメントを掲載している。

　「ホーンのことはよく知らないが、豪州ではぜひとも試合をしたいと思っている。周囲は彼が番狂わせを演じるかもしれないというが、そんなことは起こらない。彼がどんなボクシングスタイルかも分からないし、顔すら見たことがない。本当に何も知らないんだよ」。

　確かにこの試合はまだ内定の段階で正式な発表はされていない。ホーンが世界的に名のない選手であることも分かる。ただ、しっかりと準備をしなければ、足元をすくわれてしまうかもしれない。

　プロモーターのボブ・アラム氏はパッキャオの今後のプランを明かしており、ホーン戦を含めて今年は４試合を予定しているとのこと。１１月か１２月にはテレンス・クロフォードとの対戦を考えており、これを引退試合としたい考えだという。ただ、ホーン戦でもしものことがあれば、ファン待望のそのカードも消えてしまう可能性がある。