パッキャオの前！大沢　初の世界戦がセミファイナルに“昇格”

ＷＢＯ世界フェザー級タイトルマッチ１２回戦 （ 2016年11月5日    米ネバダ州ラスベガス ）

　米ラスベガスで世界初挑戦する大沢宏普（３１＝ロマンサジャパン）の試合順が１つ繰り上がってセミファイナルとなった。

　７カ月ぶりにリング復帰する元６階級制覇王者パッキャオのメインの前で、５階級制覇のＷＢＯ世界スーパーバンタム級王者ノニト・ドネア（フィリピン）の防衛戦の後という破格の舞台。ロマンサジャパンジムの田中会長によると、大沢の挑戦を受けるＷＢＯ世界フェザー級王者バルデスを売り出したい米トップランク社の意向という。“昇格”により、日本時間６日にＷＯＷＯＷプライムで生中継されることも決定。既に現地入りしている大沢は１日、ホテル内のジムで縄跳びなど約４０分調整し「セミでも同じ気持ちで戦う」と話した。