オーフレイムが来日プロモ　日本への敬意語る「どんな小さなことも学べる」

ＵＦＣアジアプロモーションツアーで来日したアリスター・オーフレイム

　格闘家のアリスター・オーフレイム（３６＝オランダ）がＵＦＣアジアプロモーションツアーの一環で先月下旬に来日し、日本のファンに向けたミーティングやクリニックなど精力的な活動を行った。

　同選手はＫ―１で王座に輝くなど活躍。今回は上海、香港、ソウルなどアジア各都市でプロモーションを行った後に来日した。これまでの日本訪問は７０回を超えるという。「自分のキャリアは日本で出来たようなもの。ファンに街で話しかけてもらったり、写真を撮ったりして尊敬してもらえる」と物静かな口調ながらも、日本への敬意をにじませた。もちろん日本の文化も大好きで「寿司の大トロ、中トロ。新幹線から見える風景がいいね」と語る

　今回はファンとの交流会や空手道場を訪れたが「トレーニングしてレベルを上げていくことが重要。日本からは、どんな小さなことからも学べる」と稽古でプラスになることを求めて、向上心を保っている。ツアー中でも１日１回は体を動かしてコンディションを整える。

　次の日本でのファイトは未定だが「必ず帰ってくる。日本への尊敬は忘れない。その時は、３分以内にＫＯするよ」と最高のパフォーマンスを約束した。