亀田興毅氏　急性アル中で緊急搬送…命に別条なしもブログで反省

急性アルコール中毒で病院に救急搬送された元プロボクサーの亀田興毅氏

　ボクシングで日本人初の世界３階級制覇を達成した元プロボクサーの亀田興毅氏（２９）が急性アルコール中毒で都内の病院に救急搬送されたことが１２日、分かった。命に別条はない。亀田氏は「こんな騒ぎになってすいません」と反省している。

　同氏によると、１１日夜から１２日未明にかけて東京都港区西麻布界わいのバーで友人ら６人で飲んでいた。普段の飲酒量は３、４杯程度だが、この日は祝いの席だったため「ハイボールを数時間ハイペースで飲んだ」と深酒になった。午前２時ごろ、タクシーに乗り２次会の店へ向かう途中で爆睡。ここから先の出来事は覚えていないという。

　警視庁麻布署によると、亀田氏は港区西麻布からタクシーに１人で乗車。運転手が六本木７丁目で車を止めて、行き先を確認しようと話し掛けたが応答しないため、近くの交番の警察官を通じて午前４時２５分ごろ、１１９番。病院に到着後、すぐに目を覚ましたため治療はしなかったという。

　亀田氏はスポニチ本紙の取材に「こんなに大きな騒ぎになるとは思わなかった」と戸惑いを隠せず。騒ぎの原因について「僕はお酒を飲んで一度寝たら起きない」と説明し「今は少しお酒が残ってるけどピンピンしてますよ」と明るく語った。午後５時すぎに公式ブログでも「ヘタレな俺…」という件名で「本当に情けない姿を世間にさらしてしまった」と反省の弁。元世界王者も、酒にノックアウトされて参った様子だった。