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“代打”で登場も…19歳南野 K―1デビュー戦白星

[ 2015年9月23日 05:30 ]

<K-1WORLD GP 2015 IN JAPAN>判定で和氣に勝利しガッツポーズを見せる南野(右)

 「K―1 WORLD GP 2015 IN JAPAN~SURVIVAL WARS」(スポニチ後援)が22日、東京・後楽園ホールで行われた。第1試合の65キロファイトでは、K―1初試合となった19歳・南野卓幸(19=チームペガサス)が和氣光春(18=TANG TANG FIGHT CLUB)に3―0の判定勝ち。新生K―1の若手のホープに名乗りを上げた。

 念願のK―1デビュー戦を白星で飾った南野は「試合が決まって1カ月しかなかったし、周りのサポートのおかげで勝てました。次はもっと打ち合いで勝ちたい」と笑顔で振り返った。

 “代打”での登場でもあった。3―0の判定で下した対戦相手の和氣は当初、新生K―1のスーパールーキー・平本蓮と対戦予定だった。しかし平本がこの日のメーン、木村“フィリップ”ミノルの相手に大抜てきされたことで、和氣の相手が空き、組み入れられたのが、平本と同じジムの南野だった。

 2つ年下の平本とは「ふだんは仲良しですが、ライバルでもあります。僕もK―1の世界で名を売りたいです」と対抗心を隠せない。小学1年から格闘技ジムに通い始めたという大阪出身の19歳。昨年11月に新たに旗揚げされたK―1に頼もしい若手がまた一人台頭した。

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2015年9月23日のニュース