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黒木 2度目挑戦でベルト獲得、左ストレート決め接戦制した

[ 2014年5月17日 20:47 ]

WBC女子ミニフライ級戦の9回、安藤麻里(左)を攻める黒木優子
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WBC世界女子ミニフライ級タイトルマッチ ○挑戦者・黒木優子 判定 王者・安藤麻里●

(5月17日 大阪市・アゼリア大正ホール)
 2度目の世界挑戦で「心臓ばくばくだった」というサウスポーの黒木だが、王者安藤へ左ストレートが効果的に入り、緊迫した接戦を制した。「あっという間だった。まだ実感がない」とベルトを手にし、興奮した口調で喜びを語った。

 父の勧めで中学2年の時にボクシングを始め、高校3年でプロデビューを果たした。現在はスポーツインストラクターをしながら地元福岡で練習する。「勝ててほっとしたが、スタートだなと思った。いつでも初心を忘れず、何度やっても勝てる選手になりたい」と目を輝かせた。

 ▼安藤麻里の話 相手が強かった。試合途中の判定結果を聞いて焦ってしまった。右が当たった感覚はあったが単発だった。引退はまだ頭に全然ない。

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2014年5月17日のニュース