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池山 44歳、最高齢王座へ「負ければ引退 崖っ縁」

[ 2014年5月17日 05:30 ]

ボクシング女子のダブル世界戦に挑む(左から)WBCミニフライ級挑戦者の黒木優子、王者の安藤麻里、WBOアトム級王座決定戦で対戦する池山直ら

 プロボクシングの女子ダブル世界戦の前日計量が大阪市内で行われ、出場4選手が一発クリアした。WBO女子世界アトム級王座決定戦で、男女を通じ国内最高齢となる44歳7カ月での世界王座獲得を狙う池山直(フュチュール)は服を着たままリミット46・2キロでパス。「負ければ引退。崖っ縁」と意気込んだ。

 日本ボクシングコミッション(JBC)は選手の年齢上限を36歳以下と規定。例外として日本や東洋太平洋を含む元王者、世界ランカー、世界タイトル挑戦経験者には活動状況に応じライセンスを交付している。今回敗れればJBCから引退勧告が出る可能性もある。

 31歳から「フィットネス感覚」で競技を始め、08年にJBCが女子を公認する以前からプロとして活動。「練習はしんどいし、きついけど充実感がある」。フィリピン人選手との一戦で、苦闘の成果を発揮する。

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2014年5月17日のニュース