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八重樫 相手のリーチ警戒も想定内、減量順調 心配は風邪だけ

[ 2014年4月4日 05:30 ]

状態は万全!サムアップする八重樫

WBC世界フライ級タイトルマッチ 王者八重樫東(大橋)VS同級8位オディロン・サレタ(メキシコ)

(4月6日 大田区総合体育館)
 3度目の防衛を狙う八重樫は身長で2・5センチ、リーチで8センチ、挑戦者を下回った。

 大橋会長はサレタを「身長はそれほど高くないが、リーチがある(1メートル69)のは気になる。新たに作戦を組み立てたい」と警戒したが、昨年12月のV2戦でも自身よりリーチが9センチ長いソーサ(メキシコ)をアウトボクシングで退けた王者にとっては、予備検診の数値は想定内。この日初めて顔を合わせた挑戦者を「予想していたより身長は低い。映像ではもっと高いイメージがあった」と評し、「(検診の際に)道を譲ってもらった。いいヤツ、しっかりした人間なんだと思った」と話して周囲を笑わせる余裕があった。

 ジムワークは既に打ち上げており、検診中はジムの後輩・井上の後ろでポーズを取るなどリラックスムード。2年間のフィジカルトレで広背筋などが見違えるほど鍛えられたにもかかわらず、減量もリミットの50・8キロまで「あと数百グラムの世界」と順調だ。警戒すべきは風邪ぐらいとあり、マスクを着けると「ここまで来たらやるしかない。集中してやりたい」と意気込んだ。

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2014年4月4日のニュース