×

王座陥落のモロニ―「強さを称賛したい」と武居由樹に脱帽 「カムバックしたい」と再戦意欲も

[ 2024年5月6日 22:08 ]

プロボクシングWBO世界バンタム級タイトルマッチ   王者ジェーソン・モロニー<12回戦>同級5位・武居由樹 ( 2024年5月6日    東京ドーム )

<WBO世界バンタム級TM ジェーソン・モロニー・武居由樹>5R、果敢に攻める武居(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ボクシングの4大世界戦が6日、東京ドームで行われ、セミファイルのWBO世界バンタム級タイトルマッチは挑戦者の武居由樹(27=大橋)が王者のジェーソン・モロニー(33=オーストラリア)を判定で破り、新王者となった。敗れたモロニーは「負けたので残念な結果だったが、試合中に相手に合わせるのに時間がかかってしまった。武居が素晴らしかったからだと思うが、自分のスタイルを出せなかったので、武居の強さを称賛したい」と脱帽した。

 元K―1王者で独特の間合いから攻撃を繰り出してくる武居に苦戦した。最終12回は連打を浴びせて盛り返したものの、攻勢に転じるのが遅かった。

 今後については「バンタム級の王者が日本に勢揃いしているので、井上拓真への挑戦でもいいし、武居に今度は挑戦でもいいし、また日本に戻ってきてほしいという戦いを見せられたら。今は心が壊れているが、カムバックしたい」と話し、再戦を期した。
 

続きを表示

この記事のフォト

「アントニオ猪木」特集記事

「井上尚弥」特集記事

2024年5月6日のニュース