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高山 “銭湯”準備OK 半身浴で減量順調「ワクワクしている」

[ 2013年11月26日 05:30 ]

サンドバッグに左ストレートをたたき込む高山

IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 王者・高山勝成―同級6位ビルヒリオ・シルバノ(フィリピン)

(12月3日 大阪・ボディメーカーコロシアム)
 4年半ぶりの国内リングで初防衛戦に臨む高山が25日、大阪市内のジムで練習を公開した。サンドバッグ打ちなど約1時間、切れのある動きを見せ「バッチリいい感じ」と自信満々だ。

 好調の要因は大好きな銭湯での減量ライフだ。自宅近くの「神中湯」に通い、30分の半身浴で体重を約800グラム落とすのが日課。「以前にサウナも試したけど200グラムぐらいしか落ちないし、心臓にも負担がかかる。半身浴なら、その心配はない。血行がよくなり乳酸を取れる上、よく眠れる」と効果を力説した。日本ボクシングコミッション(JBC)傘下を離れ、海外を拠点に活動した時期には不可能だった減量法だ。南アフリカやフィリピンではホテルにバスタブがなく、シャワーのみだった。

 地元・大阪で受ける声援も励みになる。「みんなに見てもらえるのがうれしい。興奮するしワクワクしている」。これまで獲得したWBC、WBA暫定王座は初防衛戦で涙をのんだ。三度目の正直でベルトを守る。

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2013年11月26日のニュース