ライガー怒りの挑戦アピール「フロントは機能してないのか？」

新日本レッスルキングダム６

（1月4日 東京ドーム）
　新日本ジュニアの重鎮、獣神サンダー・ライガーが怒りの挑戦表明だ。メキシコ・ＣＭＬＬのトップレスラーらと８人タッグで対戦。華麗な空中技の競演でドームを沸かせ、１０分１８秒、ライガーボム、垂直落下式ブレーンバスターからの体固めでバリエンテを下した。

　新年最初の試合で幸先良く勝利を手にしたライガーだったが、会見では新日本フロントに対して怒り爆発。昨年はメキシコに３カ月間遠征したが「日本に帰ってきて何があった？何もない。何のためのメキシコ遠征なんだ」と不満をぶちまけた。さらに「タイガーマスクと組んでベルトに挑戦させろと何度も言っている。フロントは機能してないのか？」とＩＷＧＰジュニアタッグ王座への挑戦が叶わないことを告白。タイガーマスクも「やらせてほしいと何度も言っている」とベルト挑戦を訴え、「まだまだ若いやつに道を譲るつもりはない」とベテランの底力を見せることを誓っていた。