×

清水 統一戦の実施を条件に「休養王者」受け入れ

[ 2011年12月6日 19:37 ]

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級チャンピオンの清水智信(金子)が右目の負傷を理由に休養扱いとされた問題で、所属ジムの金子健太郎会長らが6日、東京都内で記者会見し、清水は王座を返上せず、7日の同級タイトルマッチ、テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)―亀田大毅(亀田)の勝者との統一戦をすぐに実施することを条件に、休養扱いを受け入れる意向を示した。

 金子ジムの金子賢司マネジャーは「統一戦がきちんと決まることが最低限の着地点」と話した。同ジムが休養扱いの根拠の説明などを求めた公開質問状に対する、日本ボクシングコミッション(JBC)からの回答書も公表。JBCとしての見解は避けた内容で、同マネジャーは「WBAの裁定に従っただけで、納得いかない。JBCには対応能力がないから仕方ない」と不満を口にした。

 今後はパナマの本部に出向くことも視野に入れ、WBAに見解を求める方針で、司法や仲裁機関などに訴える可能性も示唆した。

続きを表示

2011年12月6日のニュース