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大毅 王者陣営の“難癖”に「俺は何でもええねん 素手でもええで」

[ 2011年12月6日 09:51 ]

赤のグラブではなく、亀田大毅と同じ黒のグローブをつけることを要求したテーパリット・ゴーキャットジム

WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者テーパリット・ゴーキャットジム(23、タイ)VS同級1位・亀田大毅(22、亀田)

(12月7日 大阪府立体育会館)
 王者陣営がグローブに注文をつけた。5日、大阪市内のホテルで行われた「亀田祭り」の調印式で、王者テーパリットが、亀田陣営の用意した赤いグローブについて、大毅用の黒いグローブに比べて、厚みがあるとクレーム。同じものに変更するよう要求した。WBA立会人が不在だったため、結論は6日に持ち越された。最悪の場合、王者陣営は試合のボイコットも辞さない構えだ。

 騒動を見ていた大毅は「俺は何でもええねん。素手でもええで」と余裕を見せた。

 フライ級時代には減量苦から関係者に支えられ調印式に出席したこともあるが、本来の階級で戦う今回は体調も良く「顔のツヤええやろ」とニヤリ。2階級制覇に向け「練習通りにやれば3ラウンドで倒せる」とKO奪取を宣言。王者陣営の揺さぶりには動じなかったが、予想外の前哨戦勃発で、不穏な空気が漂い始めた。

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2011年12月6日のニュース