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元K―1王者京太郎 公開受検でプロボクサー合格

[ 2011年12月2日 20:29 ]

ボクシングのプロテストに合格した、K―1の元ヘビー級王者、藤本京太郎

 格闘技のK―1の元ヘビー級王者でボクシングに転向した藤本京太郎(角海老宝石)が2日、東京・後楽園ホールで日本ボクシングコミッションのプロテストを受検し、即日で合格となった。

 身長183センチで100キロを超える藤本。所属ジムのウエルター級選手が相手を務めたスパーリングは異例の一般公開で行われ「初心に帰ることができた。新鮮だった」と充実感をにじませた。

 大阪府出身の25歳はK―1時代に「京太郎」のリングネームで活躍し、ヘビー級王者となった。だが、主催団体の資金難で試合機会が少なくなったことから転向を決意した。

 期待度は大きく、世界ボクシング評議会(WBC)ミニマム級チャンピオン、井岡一翔(井岡)の防衛戦(31日・大阪府立体育会館)の前座でデビュー戦が用意された。国内には重量級選手が少なく、海外で武者修行するプランもある。藤本は「動きが速いボクサーが目標。これからも注目されたい」と話した。

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2011年12月2日のニュース