ＷＢＡスーパーフライ級“休養王者”の清水が一日署長

福井署の一日署長を務めたＷＢＡスーパーフライ級チャンピオンの清水智信選手

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）スーパーフライ級チャンピオンの清水智信選手（３０）＝福井市出身＝が２日、福井署の一日署長を務めた。

　制服に身を包んだ清水選手は年末特別パトロールの出動式に参加し「寒い日が続くと思いますが、市民の安全を守るために頑張ってください」と署員らを激励した。ＪＲ福井駅前の飲食店街を巡回、飲酒運転の撲滅も呼び掛けた。

　清水選手は８月末、王座を獲得したが負傷のため初防衛戦を行えず、ＷＢＡが「休養王者」扱いとした。また７日に行われる亀田大毅選手の試合を、ＷＢＡは同級の正規タイトルマッチと認定したため、清水選手は異議を唱えている。