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内山は脱臼「早く治す」 下田は複数階級制覇に興味

[ 2011年2月1日 18:41 ]

 1月31日に東京・有明コロシアムで行われた世界ボクシング協会(WBA)ダブルタイトルマッチで、3度目の防衛に成功したスーパーフェザー級チャンピオンの内山高志(ワタナベ)とスーパーバンタム級新王者となった下田昭文(帝拳)が一夜明けた1日、東京都内で記者会見し、今後の抱負などを語った。

 内山は試合で痛めた右手を包帯で固定するなど痛々しい姿。「本当は試合後は温泉にでも行きたかったが、まずは早くけがを治したい」と神妙な表情で話した。当初は骨折とみられていたが、会見後に病院で診察を受け、人さし指と中指の付け根部分の骨を脱臼したと診断された。全治は不明だが、1カ月はサンドバッグをたたけないという。

 顔の腫れを隠すサングラスをかけた下田は「今後は複数階級制覇に興味がある。強くなりたいのでロードワークを早く再開したい気持ちもある」と殊勝な口ぶりだった。

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2011年2月1日のニュース