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【UFC114】ランペイジ一矢報いるも、ラシャドが因縁対決に勝利(UFC公式モバイル)

[ 2010年5月31日 06:00 ]

ランペイジ(右)とのライバル対決を制したエヴァンス(UFC公式モバイル提供)

 現地29日に開催されたUFC114 RAMPAGE vs. EVANSのメーンカード、元UFC世界ライトヘビー級王者同士、そして因縁深い者同士の対戦となったラシャド・“シュガー・エヴァンス”vs.クイントン・“ランペイジ”・ジャクソンは、エヴァンスがテイクダウンからポイントを奪い続け、ユナニマス・ディシジョンで勝利。長期に渡ったライバル関係に決着をつけた。

 UFC96以来、1年以上オクタゴンから遠ざかっていたジャクソンに対し、エヴァンスは持ち味であるタックルからのテイクダウン、そしてグラウンドコントロールによりポイントを奪取し、勝利を手にした。

 敗れたジャクソンは、「エヴァンスはタフなファイターだ。思っていたよりも動きが速かった。今日は、ヤツの日だったってことさ」と、負けを認めた。

 MMAファンから大きな注目を集めた一戦、1R開始早々にエヴァンスが素早いステップの中から、右でジャクソンのアゴをとらえると、ジャクソンはよろめきそのままケージに押し込まれる格好に。その後もエヴァンスがペースをつかむ展開が続き、最終ラウンドでジャクソンが強烈なパンチからパウンドを落とし、試合が止まるかに思われたが、エヴァンスはピンチを何とか回避し、判定3-0で勝利を手にした。

 猛攻を耐えたエヴァンスは、「パンチは効いたけど、ああいう展開は試合では起こり得ること。でもオレは、何があってもあきらめない」とコメントした。

 勝ったエヴァンスは通算20勝1敗1分、敗れたジャクソンは30勝8敗としている。

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2010年5月31日のニュース