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【UFC114】ビスピン完勝、ホジェリオには非難の嵐(UFC公式モバイル)

[ 2010年5月31日 06:00 ]

惜敗のヴァンダレイ・シウバ戦から見事な復活を飾ったマイケル・ビスピン(右)(UFC公式モバイル提供)

 現地29日にラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナで開催されたUFC114 RAMPAGE vs. EVANS、待望のクイントン・“ランペイジ”・ジャクソン対ラシャド・エヴァンスのカードでは、エヴァンスが判定勝利で王者次期挑戦へと名乗りを上げた中、その他マイケル・ビスピン、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラらが勝利を飾った。

 前の試合でヴァンダレイ・シウバに僅差の判定負けを喫したビスピンは、ダン・ミラーと対戦。スタンドでの実力差をみせつけ、予想外とも言える圧倒的な展開でユナニマス・ディシジョン勝利を手にした。

 何度とヒットするビスピンのパンチは、ミラーの鼻から出血を生み、顔面を赤く腫(は)らせた。時折ミラーもハイキックやパンチのコンビネーションをみせたが、ビスピンのカウンターの餌食となり、一方的な展開に。

 勝ったビスピンは、「ゲームプラン通りに戦えたけれど、本当はフィニッシュしようと思っていた。何発か良いパンチを当てられたけど、相手がすべて耐えた」と、ミラーの健闘をたたえた。

 アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラは、当初予定されたフォレスト・グリフィンの欠場により、急きょ出場となったジェイソン・ブリルズと対戦。両者ポイントを奪う僅差の勝負は、判定2-1でホジェリオが勝利するも、ブーイングの中「次はもっと良いファイトを見せる」と試合後話す、歯切れの悪い結果となった。

 昨年の11月に1R7秒KOという記録を打ち立て、一躍注目ファイターとなっていたトッド・デュフィーはマイク・ラッソに逆転KO負け。ウェルター級ワンマッチではジョン・ヘザウェイがディエゴ・サンチェスに打ち勝ち、3-0判定で一気に評価を高めた。

 また、キム・ドンヒュンはTUF優勝者のアミール・サダーラに判定勝利、シリル・ディアバテもUFCデビュー戦でTKO勝利を飾っている。

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2010年5月31日のニュース