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【SmackDown】“PPVオーバー・ザ・リミット直前、抗争ピークに!”(WWEモバイル)

[ 2010年5月31日 06:00 ]

激しい戦いを見せるSmackDown(WWEモバイル提供)

 現地で5月22日に放送されたSmackDownはカナダ・オタワで行われた。ショーは、CMパンク率いるS.E.S.(ストレートエッジ・ソサエティ)の登場でスタート、ルーク・ギャロウズとサリーナがCMパンクの素晴らしさを説いた後、CMパンクは3人の男性を"救済"すると称し宣誓を復唱させると、今夜も彼らの髪をバリカンで刈り落とした。すると、レイ・ミステリオが登場、会場内スクリーンを指さした。スクリーンには、頭を丸められたCMパンクの合成画像が大写しにされた。2日後のPPVではレイが負けたらS.E.S入り、CMパンクが負ければバリカンで髪を刈られることになる。両者の完全決着に向けた勝負をお見逃しなく!

 今週は6試合が行われた。1試合目は“共同女子王者”を自称するミシェル・マクール&レイラがケリー・ケリー&ティファニー組に勝利、2試合目ではJGTが若手ケイレン・クロフトを下してシングル路線での好調をアピール、3試合目は30日の期間限定契約を結んだカート・ホーキンズ&ヴァンス・アーチャー組が地元の若手チームを撃破した。

 4試合目では世界ヘビー級王者ジャック・スワガーが出場した。彼は自分を侮辱したビッグショーをPPVで屈辱的敗北へ追い込み王座を守るとアピールしてコフィ・キングストンとのシングル・マッチに臨んだ。試合途中でビッグショーが現れた。彼は試合の主導権を握っていたスワガーに“1つだけ言っておきたいことある”と挑発、スワガーは気を取られたところでコフィに3カウントを奪われて負けてしまった。ビッグショーは答はあそこにあると、スクリーンを指さした。そこには“たった今、コフィがスワガーを倒した”というメッセージ入り画像だった。PPVでの王座戦、激闘は必至だろう。

 今夜は久しぶりにクリスチャンが司会を務めるピープ・ショーが復活した。彼はビッキーの出演アピールを却下してホーンスワグルをゲストに迎えてカナダ英語レクチャーを行って場内を沸かせた。すると、そこへビッキーがチャボ・ゲレロを連れて登場、ショーの即時中止を命じた。クリスチャンはチャボとの臨戦体勢に入ったが、突然ドルフ・ジグラーがクリスチャンに襲いかかり、さらにチャボがフロッグ・スプラッシュで潰してしまった。

 5試合目はレイとMVPがチームを組んでS.E.S.とのタッグ戦に臨んだ。試合では、PPV戦でリング下から現れてレイを襲った謎の人物がまたも乱入したものの、今夜のレイはその人物をフロアへ一蹴してみせ、パンクのGTSをヘッドシザーズで返して勝利した。改めて“丸坊主”姿となったパンクの合成画像が映し出されると、パンクは動揺と怒りを隠せなかった。

 メーンイベントではビッグショーとIC(インターコンチネンタル)王者ドリュー・マッキンタイアのシングル・マッチが組まれた。試合はビッグショーがまさに怪物的パワーでドリューを圧倒、迫力満点の攻撃で客席を沸かせ、最後はチョークスラムを炸裂してみせた。ところが、その直後にスワガーが乱入、ビッグショーを攻め立ててイス攻撃までやってのけた。ビッグショーはパンチでイスをはねのけたが素早くリング外へ逃げ切ったスワガーに怒りを隠せなかった。

 オーバー・ザ・リミットPPVはスカパー!(およびスカパーe2!)では6月3日、J-COM、DMM.TVでは6月4日に初回放送が行われる。まだ間に合うので、是非ペイ・パー・ビュー視聴を申し込んで、TV観戦しよう!

試合結果の詳細はwwe.co.jpへ

≪試合結果≫

【1試合目】
○共同女子王者ミシェル・マクール&女子王者レイラ vs. ケリー・ケリー&ティファニー●

【2試合目】
○JTG vs. ケイレン・クロフト●

【3試合目】
○カート・ホーキンズ&ヴァンス・アーチャー vs. ジェレミー・バーナー&ブレント・ロバーツ●

【4試合目】
○コフィ・キングストン vs. 世界ヘビー級王者ジャック・スワガー●(ノンタイトル・マッチ)

【5試合目】
○レイ・ミステリオ&MVP vs. ルーク・ギャロウズ&CMパンク●

【6試合目】
○IC王者ドリュー・マッキンタイア vs. ビッグショー●(スワガー乱入により失格判定)

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2010年5月31日のニュース