レンジャーズなどでプレーした韓国の秋信守が来季限りで現役引退へ 09年WBCでは決勝戦で岩隈からHR

[ 2023年12月14日 10:06 ]

レンジャーズ時代の秋信守(AP)
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 マリナーズやレンジャーズなどでプレーした韓国の秋信守(チュ・シンス)外野手(41=SSGランダース)が、来シーズン限りで現役を引退する。14日、韓国メディアが報じた。

 聯合ニュースのユ・ジホ記者は「SSGランダースのチュー・シンス選手は本日、2024年シーズン後に引退すると発表しました」と報告した。

 朝鮮日報も「秋信守が2024年を最後に現役を引退すると明らかにした」と報じ、秋信守のコメントも紹介。家族や球団と一緒に悩んだ上で「私の意見を尊重してくださった」とし「私の経験と考えを共有するなどチームに貢献したい」とした。

 そして「最後のシーズンだけに、これまで応援してくださったファンの方々に感謝の気持ちを込めてホーム、遠征、ファン関係なく大事な思い出を届けたい」とした。

 また、最低年俸の3000万ウォンを受け取り、あとの年俸は全額寄付する意思を球団に伝えたという。

 秋信守は韓国の高校を卒業後、2000年にマリナーズとマイナー契約を結んだ。05年にマリナーズでメジャーデビューし、06年途中からはインディアンスでプレー。14~20年はレンジャーズでプレーし、ダルビッシュ(現パドレス)ともチームメートだった。

 メジャーでの通算成績は16年間で1652試合、1671安打、218本塁打、782打点、打率・275。21年からは韓国に戻り、SSGランダースでプレーしている。

 2009年のWBCでは韓国代表としてプレー。日本との決勝戦では5回に一時同点となるソロ本塁打を岩隈から放った。試合は延長戦の末、日本が勝利し2大会連続優勝を果たした。

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