大久保博元氏　セCSファイナルを展望「坂本誠志郎のリードがいやらしい」99・9％が阪神ファンの利点も

大久保博元氏
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　巨人の打撃チーフコーチを退任した大久保博元氏（56）が自身のYouTube「デーブ大久保チャンネル」を更新。セ・リーグのCSファイナルステージを展望した。

　大久保氏は阪神の12球団ナンバーワン防御率2・66を支えた捕手に注目。巨人のベンチから見た立場として「坂本のリードがいやらしかった」と、坂本誠志郎捕手（29）をキーマンに挙げた。

　「梅野も嫌なんだけど僕なんかは坂本の方が読みづらかった」と明かした。

　例えばフォークを投げれば三振するという局面で高めに直球を2球続ける。「ベルトより高いところもありますよ」と、餌をまいておくという。

　大久保氏は「第三者で（ベンチから）冷静に見ていても疑心暗鬼になる。バッターはもっと。高低に振られ、奥行きも出される。それを坂本はひょうひょうとやる。打たれても抑えても同じ状態をつくる」と、その配球には広島打線が手こずると予想した。

　阪神はホーム開催が最大のメリット。甲子園では「99・9%が阪神ファンに感じる」と明かした。