大久保博元氏 セCSファイナル展望「広島は阪神ファンを黙らせてやるくらいの気持ちで」団結力は一番

[ 2023年10月18日 15:33 ]

大久保博元氏
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 巨人の打撃チーフコーチを退任した大久保博元氏(56)が自身のYouTube「デーブ大久保チャンネル」を更新。セ・リーグのCSファイナルステージを展望した。

 広島の最大の敵は甲子園球場の阪神ファンになると指摘。巨人も「阪神に甲子園でメッタメタにやられてそれを東京ドームまで引きずった」と振り返った。

 日本シリーズ進出をかけたステージで独特の盛り上がりが予想される。

 甲子園球場の場合はスタンドの声援がバックネット裏の「銀傘」に跳ね返って、99・9%が阪神ファンと感じるという。

 大久保氏は「ファンとどう戦うかも大事」と指摘した。

 そのために先発の九里亜蓮が「抑えるしかない。絶対に先制点を与えないこと」と続けた。

 初回走者を出しただけで9回のサヨナラ危機のような雰囲気に飲み込まれるという。

 「九里はオラオラ系でいって曲げる、曲げる、曲げる。(阪神打線が)ヤマを張って振らなきゃ打てない状態に追い込む」

 広島の強みは団結力と指摘。大久保氏は「あのチームは円陣組んだとき選手がコーチの話を聞こうとしているのが手に取るように分かる。一致団結してくるのが一番の特徴」とし、分は悪いが1勝してアドバンテージをなくせば阪神も慌てると解説した。
 

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