高木豊氏 大竹&細川の活躍で注目度アップの現役ドラフト2年目を予測「そういう駆け引きも…」

[ 2023年10月9日 14:12 ]

高木豊氏
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 横浜、日本ハムで活躍した野球評論家の高木豊氏(64)が9日に自身のYouTubeチャンネルを更新。2年目を迎える現役ドラフトについて、予測される「変化」などを語った。

 今年の現役ドラフトは12月8日に実施されることが発表。初年度の昨年は、ソフトバンクから阪神に加入した大竹耕太郎が12勝を挙げセ・リーグ優勝に貢献し、DeNAから中日に入った細川成也が右翼のレギュラーに定着し、打率・253、24本塁打、78打点をマークしたのが最大の成功例だった。

 ただ、2人を除けば、際立った成績を残した例はなく、同氏は「(球団が)できないって判断を下した時には、生え抜きと比べた時に、現役ドラフトで来た方を(手を横にしながら)こう(戦力外)ってなっちゃうよね。同じような力関係であれば…」と1年で結果を出さないといけない厳しさを口にした。

 「第2の大竹」「細川の再来」発掘に向けて、注目度が上がる今年の現役ドラフト。高木氏は伝聞の話として、「(ルールで)2人以上って言われてても、結構な人間を(リストで)出した球団もあるらしいな」とコメント。「そういう風にいっぱい(選手を)出しといて、そこからのピックアップとか、そういう球団もあるらしいんだよね。それは駆け引きだし、これはっていう(選手を)持っていったら、順番が自分たちに回ってくるわけだから、必要だな、と思う選手がより獲れるわけじゃない。そういう駆け引きも今年は結構、出てくるんじゃないの」と予測した。

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