【西武・松井監督と一問一答】エース高橋光成の今季終了明かす 先発転向・平良の存在感称える

[ 2023年9月30日 23:07 ]

パ・リーグ   西武4―5ロッテ ( 2023年9月30日    ZOZOマリン )

<ロ・西>3回、自打球が当たり痛がるマキノンを見つめる松井監督(撮影・沢田 明徳)
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 5位・西武は30日、敵地で4位・ロッテに4―5と延長10回サヨナラ負け。終盤2度の満塁機を生かせずBクラスが確定。2年連続のクライマックスシリーズ(CS)出場はかなわなかった。

 140試合目、延長10回での“終戦”。松井稼頭央監督(47)は「ファンの皆さまに応援していただける以上、しっかり最後まで戦っていけるように。その中で選手はよくやってくれたと思います。まだ3試合残っているのでね。若い選手にとっては非常に大事な試合になってくるでしょうし、チャンスが多くあるかっていったらそうかは分からないし。その少ないチャンスの中でどうアピールするのか、そういうところも含めて残り3試合戦っていきたいと思います」と語った。

 松井監督との一問一答は以下の通り。

 ――チャンスの多い試合だった。

 「よくあれだけチャンスをつくったと思うし、あそこでなかなか主導権を握れないということでああいう流れになってくるし。そのあと1本というのはそう甘いものじゃないと思う。そこも含めてですね」

 ――クライマックスシリーズ進出の可能性が消えた。

 「当然最後の最後まで可能性がある限り、チーム全員でやってきましたからね。その可能性がなくなったわけで、残りは3試合あるわけですから。こうしてファンの皆さまに応援していただける以上、しっかり最後まで戦っていけるように。その中で選手はよくやってくれたと思います。まだ3試合残っているのでね。若い選手にとっては非常に大事な試合になってくるでしょうし、チャンスが多くあるかっていったらそうかは分からないし。その少ないチャンスの中でどうアピールするのか、そういうところも含めて残り3試合戦っていきたいと思います」

 ――高橋光成は今季はもう登板しない。

 「その方向になるのかなと思います」

 ――(光成は)コンディションが戻らなかった。

 「それもあるでしょうね。コンディションが一番だったので、コンディションが戻った中だったら最後どこかでというところで可能性があったら投げられる準備は…とは言っていたんですけどね。そういう可能性もなくなってしまったわけですから、来年以降もありますから。まずはしっかりそこを整えてやってもらいたいと思うし。それまでエースとしてずっと投げてくれてましたからね」

 ――今季はチームとして得点数伸びなかった。

 「チャンスはつくれているんですけどね。得点というのはこの秋どうしていくか、課題の一つでしょう」

 ――個々の打撃もチームとしての戦力も高かめていく。

 「チームの戦略もそうですし、個々の力もどう上げていくかもそうですけど、まあまあ、そこも含めてやっていきたいと思いますし」

 ――先発転向の平良について。

 「よく1年間投げてくれたと思います。1年目の先発転向の中でこれだけ登板数、ましてや2桁というところも含めますとね、チームにおける存在感もそうですし、よくアジャストしてそれ以上のものを出してくれたと思います。初めての先発転向1年間やりましたので、リカバリーも含めて、はい、これから話していくと思います」

 ――若手中心で140試合目までCSの可能性残した。若手はよく頑張ったか。

 「そこは本当によく頑張ってくれたと思います。そこの可能性を残しながら、若手も少しずつ成長していってますし。投手陣は本当によく頑張ってくれましたからね。あと3試合、最後の最後まで戦いたいと思います」

 ――源田がWBCの影響で開幕から不在、山川の離脱もあって厳しいシーズンだった。

 「いやいや、もうね。ゲンがケガした中でも児玉がよく頑張ってくれたし、渡部もいいものを少し見せてくれたし、チーム力としては非常にこの経験というのが来年どう生かすかが大事なので。来年ですよね。そこにどうつなげていくかが大事なので。だからこの3試合、本当に大事な試合になってくる試合ですので。最後の最後まで」

 ――マキノン足の甲の自打球の影響で交代。

 「まだ報告来ていないので。病院にいって検査しています」

 ――一回守備にはついた。

 「その時には行くって本人が言っていたんですけどね。本人が守備に就いた後、無理ということだったので。足の甲です」

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