甲子園では今季初の「伝統の一戦」阪神―巨人は雨天中止　ソ―楽、広―中も中止

＜神・巨＞雨天中止が決まった甲子園球場（撮影・平嶋　理子）
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　プロ野球の阪神―巨人は25日、4回戦が甲子園で行われる予定だったが、雨天中止が発表された。

　今季2カード目となる伝統の一戦。11日から東京ドームで行われた3連戦の初戦は、本日先発予定だった阪神・西勇と巨人・戸郷のエース対決で、西勇が7回途中3失点（自責2）で敗戦投手。戸郷が7回87球無失点の快投で今季2勝目を挙げた。しかし2戦目は阪神が1―1の延長10回に近本の勝ち越し打で勝利。3戦目も西純が6回1失点と粘りの投球を見せ、打っては渡辺諒が4回に勝ち越し1号ソロを放つなど4点を奪い勝利。巨人は相手を上回る12安打を放つも1得点止まりで連敗となった。

　今季初対戦と同じエースの投げ合いが予想された甲子園での伝統の一戦初戦だったが、球場にシートがかぶさったまま、雨がやむことなく中止となった。阪神はここまで19戦を戦い10勝8敗1分けの2位タイ。巨人は20戦を戦い8勝12敗で最下位・中日とゲーム差なしの5位と苦しい戦いが続いている。

　この日は福岡・北九州で予定されていたソフトバンク―楽天、広島・マツダスタジアムで予定されていた広島―中日も降雨のため中止となった。