球界のオシャレ番長、日本ハム・上沢の“休日のパパコーデ” 明るめカラーで明るい未来へ!

[ 2023年4月4日 06:00 ]

お気に入り春コーデでポーズを決める日本ハム上沢(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 おしゃれで流行に敏感なプロ野球選手を取り上げる企画「NPB MEN’S CLUB」の「春夏コレクション」がいよいよスタート。今回は日本ハムのエース・上沢直之投手(29)だ。新球場「エスコンフィールド北海道」で話題を集めるチームの中でも屈指のイケメン右腕が、自身のファッションへのこだわりなどを語り尽くした。 (取材・清藤 駿太)

 ――まずは本日の着こなしのポイントを教えてください。

 「今回は春なので明るめの色を選びました。4月だけど、まだまだ北海道は寒いので、室内に入ったら脱げるように厚めのシャツを。ジーンズはブーツが見えるように、短めの丈を選びました」

 ――今回の着こなしを「○○コーデ」と名付けてください。

 「なんだろう…。子供と出かける時もこのような格好だから、“休日のパパコーデ”ですかね」

 ――パーカはどこのブランドか?

 「LOEWE(※1)です。誕生日プレゼントでいただきました。シンプルで気に入っています」

 ――好きなブランドか?

 「実はあまりハイブランドは着ないんですよ。というか、もったいない、と思って着られない。丁寧に扱わないと、となるので」

 ――プロ野球選手はハイブランドを着ているイメージがある。

 「全然!僕は普通にユナイテッドアローズ(※2)とか、セレクトショップで買っていますよ。このジーンズもZARA(※3)です」

 ――意外です。

 「もちろん、ハイブランドも嫌いではないけど、ブランドのロゴが“バン!”と大きくあるものより、さりげなく入っている方がおしゃれだなと思いますね」

 ――普段はどこで買い物をする?

 「遠征先もありますが、普段は札幌駅が多いです。家族と行ったりしていますよ」

 ――高身長なのでサイズ選びが大変そう。

 「そうなんです。お店にサイズがあればいいけど、なかなかサイズがない。そういう時はネットですね」

 ――おしゃれに興味を持ち始めたのは?

 「プロに入ってからです。人前に出る仕事なので、身だしなみはしっかりしようと思って。ファッション雑誌とかで勉強していました」

 ――その頃から服装は変わったか?

 「変わりましたね。昔は派手めの色が入った服を着ていましたが、今はもう着られないです(笑い)」

 ――今後、挑戦したいファッションなどがあれば。

 「今はダブルのジャケットが欲しいですね。きれいめな格好をしてみたい。ホテルでのトークショーとかで着てみたいですね」

 ――普段は野球のことばかり取材しているので、こちらも新鮮でした。

 「ファッションが好きなので、楽しかったです。むしろ、こういう取材の方が好きかも(笑い)」

 ≪「一番は優勝」チームのために腕振る≫上沢は新球場での開幕2戦目となった1日の楽天戦で今季初先発し、5回2安打1失点。チームはサヨナラで今季初勝利を決めたが、7四球の制球難で102球を要しただけに「自分でピンチをつくって苦しい投球だった」と反省する。

 手応えもある。昨オフは米国のトレーニング施設で動作解析を行い、フォームを見直した。データを分析しフォーク、スライダーなど変化球も改良。投球の幅が広がり、強打者が並ぶ相手打線を4回まで無安打に抑えた。

 昨年12月の契約更改後の会見で早ければ今オフのメジャー挑戦を表明した右腕は「一番は優勝。しっかりとした成績を残し、胸を張って応援されてチームを出たい」と見据える。シーズンは始まったばかり。チームのために腕を振り、オフには夢をかなえる。

 ※1 高級レザーアイテムを取り扱うスペイン発のハイブランド。1846年創業と歴史は古く、1905年にスペイン国王・アルフォンソ13世から王室御用達の称号を授かる。以前はセレブが愛用するブランドのイメージが強かったが、近年では幅広い年代に受け入れられ、財布やファッションアイテムが若者に人気。

 ※2 1989年創立のセレクトショップで、衣類や小物など独自のセンスで国内外から調達したデザイナーズブランドと、プライベートブランドの自社開発商品を販売。20~40代後半の男女を中心に、カジュアルからフォーマルまで幅広くラインアップされている。現在、国内では200店舗以上を展開。

 ※3 スペイン発のファストファッションブランド。96の国と地域で2200店以上を展開する世界的流通王手・インディテックスが運営する。商品のサイクルが早いため、最新のトレンドをいち早く取り入れられるのが強み。

 ◇上沢 直之(うわさわ・なおゆき)1994年(平6)2月6日生まれ、千葉県出身の29歳。専大松戸から11年ドラフト6位で日本ハムに入団。18、21年に2桁勝利。19、21年に開幕投手を務めるなど、チームでは現役最多の61勝をマーク。早ければ今オフのメジャー挑戦の希望も表明している。1メートル87、88キロ。右投げ右打ち。

 【ほのかCheck 白黒パターンは優しげな印象】チェック柄のアウターをとても楽しんでいらっしゃいますね。この柄は「バファローチェック」と呼ばれるもので、元々は「猟師にバファローと間違えて撃たれないように」という目的で考案されたデザインだそうです。今では定番のファッションアイテムになっており、上沢さんが着ている白黒のパターンは、明るく、優しげな印象を与えてくれます。合わせるパンツには細身のデニムをセレクト。野球選手としてはスラリとした体形に、凄くマッチしたスマートカジュアルに仕上がっていますね。とても買い物上手だな…、と思います。 (CanCam専属モデル)

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月4日のニュース