落合博満氏　気になる新監督を問われ即答「普通の野球を普通に…一番の台風の目になるんじゃないか」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（68）が8日、NHK総合「サンデースポーツ」に出演。NPBで今季気になる新監督を聞かれ、「岡田監督ですね」と即答する場面があった。

　昨季から4球団の監督が交代したが、西武・松井稼頭央監督、ロッテ・吉井理人監督、広島・新井貴浩監督は1軍で指揮を執るのは初めて。阪神・岡田彰布監督は05年にリーグ優勝を果たすなど豊富な経験があり、落合氏は「どういうふうに戦ったら勝てるかを知ってる監督だけに、去年までの阪神のいい部分をどうやって伸ばしていくか、足りない部分をどうやって補っていくかは、今までの経験の中で選手を作り上げていくのはできると思うので、阪神が一番の台風の目になるんじゃないかと思います」と話した。

　岡田監督は「オーソドックスな野球」をしてくると見ており、「前にやってた時はJFKというとてつもない強力な投手陣を持ってて、6回までに勝ってなければ阪神とのゲームは勝てないくらいの野球をやっていたので。だからって奇抜なことをやってくるタイプの監督ではないんで、普通の野球を普通にやってくる」と印象を語った落合氏。「去年も投手力が良かっただけに、それに輪をかけてより良い投手力を作り上げてくる可能性はある」と期待を口にした。