松坂大輔氏も「楽しみですね」と期待 谷繁元信氏が名前を挙げたMLBで通用する現役日本人捕手は?

[ 2022年12月24日 20:54 ]

松坂大輔氏と谷繁元信氏(右)
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 西武やレッドソックスなどで活躍し、日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が23日、自身のYouTube「松坂大輔official YouTube」を更新。かつて日本代表でもチームメートとなり、球界屈指の捕手で中日監督も務めた谷繁元信氏(51)とメジャーで通用する現役日本人捕手をテーマに話した。

 まず松坂氏は「他のポジションと比べてキャッチャーは先発で出場するのは難しいんじゃないんですか」と捕手でのレギュラー獲得の難しさを話すと谷繁氏も「信頼を得るのに時間がやっぱり必要ですよね」と松坂氏の意見に同意した。

 そして今まで日本人キャッチャーでメジャーに行ったのはソフトバンクから挑戦した城島健司のみである。谷繁氏は日本からメジャーへ挑戦する捕手に必要な事について「ある程度、体も大きくなきゃいけない。肩も強くなきゃいけない。ある程度打てなきゃいけない。グラウンドでの会話のコミュニケーションは行く前に勉強すれば何とかなる。日本でレギュラーで出場して、なおかつトップレベルになってないとアメリカに行って通用する選手かどうかのライン」と説明した。

 その中で谷繁は現役選手でメジャー挑戦の可能性があるのはロッテ・松川虎生捕手の名前を挙げた。「体も強そうだし、肩もそこそこ強い。キャッチングも佐々木朗希の球を捕ってますからね。あとは打つのが成長すればね。可能性があるとしたらそこかな。松川も落ちついてレギュラーに行くレベルに早い段階でいけばね」と来年20歳を迎える松川に期待すると松坂氏も「楽しみですね」と返した。

 そして「どう成長するか」という条件付きだがDeNAの22年ドラフト1位の松尾汐恩捕手の名前も挙げた。

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2022年12月24日のニュース