西武・高橋　年俸1億8000万円で更改　将来的なメジャー挑戦を球団に直訴「まずは優勝、日本一に貢献」

＜西武・高橋光成契約j更改＞金髪のイメージは「マイティ・ソー」と話す高橋光成（撮影・篠原岳夫）
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　西武・高橋光成投手（25）が20日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。年俸7000万円アップの1億8000万円プラス出来高払いでサインし、将来的にポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指す意向を球団側に直訴した。更改後に弁護士の代理人を伴って会見に臨んだ。

　エース右腕は「1年間ローテーションを守ったことを評価していただいた。今年は自分の夢というか、海外メジャーでプレーしたいというのは球団に強く伝えました。自分の意思は伝えられました。メジャーリーグは世界の最高峰。一番は菊地雄星さんと一緒に練習をさせてもらって、メジャーへの気持ちが芽生えた」と語った。

　海外FA権取得は最速で26年シーズンで「まだ、いつということはないですが早いほうが」と早ければ来オフ、ポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指すことになる。21年には自身初の開幕投手を務め、今季は2年連続の2桁勝利となる12勝。着実に実績を積み重ねてきた。「今年はワールドシリーズを見てきた。日本にはない雰囲気で、スケールが大きいと感じた。もっと自分のレベルを上げていかないといけない。来年もっとレベルアップして、チームに勝利を導くようにやっていきたい」と見据え、球速アップのために投球フォームの見直しに取り組んでいることを明かした。

　来季に向けては「ポスティングというのはあるんですけど、まずは優勝、日本一を目指して貢献したいという気持ちが強い。その先頭を引っ張っていけるようにしたい。今年の成績に全く満足していない。レベルを上げていきたい」と語った。