森の人的補償の西武・張奕 郭泰源超え160キロ狙う「セットアッパーとして活躍したい」

[ 2022年12月20日 04:55 ]

西武にオリックスから人的補償で入団し会見に臨んだ張奕(右)と帽子に手を添える渡辺GM
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 令和の「オリエンタルエクスプレス」だ。オリックスにFA移籍した森の人的補償で西武入りした張奕(チョウヤク)が、埼玉県所沢市内の球団事務所で入団会見。台湾出身の最速157キロ右腕は「セットアッパーとして活躍したい。競争して勝ち取りたい」と来季目標に50~60試合登板を掲げた。

 球団では台湾出身選手が活躍。筆頭は最速158キロの剛速球で通算117勝を挙げ「オリエンタルエクスプレス」と呼ばれた郭泰源(カクタイゲン)氏だ。「負けないように頑張りたい。まだどこまで伸びるか興味を持っている」と先輩超えと、ドラフト指名選手では球団最速の平良の160キロも視野にある。その平良が来季、先発転向。渡辺久信GMは「一番の武器は真っすぐのスピード」と期待した。

 背番号は工藤公康らが背負った「47」。来年3月のWBC台湾代表候補でもある右腕が、新天地で躍動する。(神田 佑)

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2022年12月20日のニュース