悪夢なんかオサラバ!阪神・小野 ソフトB・千賀のエールに感謝「気持ちの切り替えにもなった」

[ 2022年3月23日 05:30 ]

2軍練習試合   阪神6-1オリックス ( 2022年3月22日    京セラD )

<2軍練習試合 オ・神>7回に登板した小野は3者凡退に抑える (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 阪神・小野が悪夢を払拭した。オリックスとの練習試合に3番手で登板し、打者3人をわずか7球で料理する快投を披露した。

 前回20日のオリックスとのオープン戦では同じ京セラドームのマウンドで1点優勢の9回2死三塁で送り出されながら初球から14球連続ボール。押し出し四球に、最後は勝ち越しとなる暴投とまさかの大乱調だっただけに「不安でしたけど、しっかり投げられた。(切り替えは)難しかったけど、この試合に投げることは決まっていたので」と2日後に巡ってきた登板機会で変わり身を示した。

 失意だった20日の夜、ソフトバンクの千賀がツイッターで自身も4連続四球の過去があったことを明かし「すごい気持ちがわかる。何してもダメな時ってほんとある。この経験を活かしてほしいです。次最高の投球、やったってください!」(原文のまま)とエール。ツイートを「拝見しました」という小野は「千賀さんぐらいの投手もそういう経験をされていて、ああいうTwitterでの書き込みしていただいたんで、本当にそれもひとつの気持ちの切り替えにもなった」と感謝した。

 岩崎、ケラーとともに勝ちパターンを任される可能性もある背番号98は「投げる時は相手をねじ伏せるという気持ちを持って登板したい」と千賀にも背中を押されて開幕へ闘志を燃やした。

続きを表示

2022年3月23日のニュース